アルパカ工房は、社会福祉法人てしま福祉会が経営する２つの精神障害者小規模通所授産施設「池田作業所」と「ウォンバット」が、障害者自立支援法への移行に伴って合併して、新しく定員２６名の就労継続支援事業Ｂ型として平成２３年４月に池田市新町に開設されました。幻聴や妄想などの症状のある統合失調症や、うつ病といった精神障がいのある方が中心に、働きたいけど、一般企業での就労が難しい方や、年齢や適応面での理由により離職した方、就労を目指したけれど就職に結びつかなかった方などが、月曜日から金曜日まで、ペットの飼育セットやタオル折り、ダイレクトメールの封入作業といった受託作業を中心にとした就労前訓練を行っています。また、ビーズのアクセサリー等の自主製品を製作し、池田駅構内の福祉ショップ「とよのピアｉｎ池田」で販売を行ったり、イベントに参加して、自主製品の展示販売を行っています。利用の曜日や回数、時間などは、それぞれの利用者の方が持つ「就職」や「仲間作り」、「病状の安定」などの目標にそって、一緒に考えて決めていきます。